2012-06-30

焼き付き

奪われる人生でした

愛の代価に奪われました
それが愛だったから おかしみはぼやけて見えません

許さないを許されませんでした

息を吸い込めば 吐く息すらも奪われそうで
息苦しいまま ひっそり隠れて吐き出しました

伺わずには動けません それが正しいのだと教えらえました

助手席が定位置です 運転席は誰かの席です
自分が座る事なんて夢想だにしません

言葉は意味を奪われました 届くのは音だけです
思いは刃物にすり替えられ 傷付いたと血を見せられました

迷惑をかけてはいけません
逃げ出すと迷惑がかかります
死ぬと迷惑がかかります
奪えないのは迷惑です

奪われないのは罪でした
奪われるのには飽いました

望む事すら疲れてしまい
疲れる事すら奪われて
おしまいを待つばかりです

好きとかポジティブむつかしい

好意を示すのは勿論(勿論?)難しいのだけれども、好意を感じる事すら難しい。
好きだとか愛してるとか高尚なレイヤーどころか面白いとか楽しいとかもっと原始レイヤーでの感情が動きづらくなってる。
最近の変化だろうか、歳経たからだろうか、きっと昔からだと思う。素直じゃなくて捻くれて、嬉しいなんて感情を表に出す前に一度ストップをかけて自分は本当にコレが嬉しいかなんて自問自答が入って反射で喜ぶ事が出来なくなってた。
発露する感情表現がとことん苦手なのでしょう。ネガティブな感情は内に裡に向かう感情はとても得意です。ポジティブな感情はきっと外に外に向かう感情はとても苦手です。何時から何故にどうして行動の初動が拒絶や否定になってしまったのか。
そのような自分が嫌いではありませんが情けないやら勿体無いやらと。現在自分を駄目だと思うよりも変更不可能な無力を悔しく思います。

美しい世界を感じ美しいと思うより美しさの価値を計る有り様がなんだかとても悲しいです。

2012-06-03

明らかに過ぎる理を受け入れない人

おこした行動が後にミスだと判明して、それを受け入れられない人間性とは。
誤りであり、故に問題が発生しており、修復行動を起こすのは責任ではないのか。

関連して。

科学的手法に基いて、知識・技能を正しく習得している事を公の機関が認めた証を資格を呼ぶ。運転免許証など。世に絶対は無いなどと極論めいた言い訳を以って資格の存在を無意味無価値と断じるのは愚かではないか。有資格者ではない己の自己流の勝手な技能を以って有資格者に並ぶ、劣らないなどとは傲岸不遜ではないか。

幼稚な万能感の延長で行動し結果、問題を引き起こしておきながらそれを指摘されれば機嫌を損ね過失を認められない大人とは何か。

理屈に照せば筋が通っていない事は子供にも解るというのに。

父親の話だ。更年期障害か何かかと勘繰りたくもなる。

人間の情が絡む話であればただ正論に準ずればいい訳ではないが、物理的な問題で終始する話なのだから筋道通った正論、理屈を辿ればいいのだ。
理屈で済む話を理屈で解決できない人間と一緒にいるのはとてつもない苦痛だ。胃が痛い。